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企業の認知度を向上させる手法とは?認知度の重要性や知名度との違いも解説!

企業の認知度を向上させる手法とは?認知度の重要性や知名度との違いも解説!

より多くの顧客に自社の商品を選んでもらうには、まず企業としての認知度を向上させることが不可欠です。つまり、企業にとって認知度の向上は、業績を高めるための“スタート地点”とも言えます。だからこそ、「認知度を向上させるための具体的な手法や施策が知りたい」と考えている担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで本稿では、「企業が認知度を向上させる重要性」や「認知度を向上させるための手法・ポイント」について分かりやすく解説します。自社の商品やブランドの認知度を高めるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

認知度と知名度は違う?

認知度と似た言葉に、「知名度」があります。混同されることも多いですが、実は2つの言葉には大きな違いがあるのです。まず企業にとって「知名度が高い」というのは、「企業の名前が知られている」状態を指します。一方の「認知度が高い」というのは、「企業の事業内容や価値が認識されている」状態です。つまり、知名度が高い企業よりも、認知度が高い企業の方が、顧客や世の中に深く自社のことを知られていると言えるでしょう。

もちろん、自社の名前を覚えてもらうために、知名度の向上に取り組むことも大切です。しかし、顧客に商品・サービスを利用してもらうには、「商品にはこのような使用メリットがある」「信頼に値する会社である」と認識してもらう必要があります。その点で、企業としては認知度の向上を目指すことが望ましいと言えるでしょう。

企業にとって認知度向上が重要な理由とは?

そもそも企業にとって、なぜ認知度を向上させる必要があるのでしょうか。
ここでは、企業にとって認知度向上が重要な理由について解説します。

(1)売り上げを伸ばすための出発地点だから

顧客の購買プロセスを示すモデルとして、「AIDMA(アイドマ)」や「AISAS(アイサス)」などがあります。中間のプロセスは多少異なりますが、どのモデルにおいても基本的には「Attention(商品を認識させる)」がスタート地点です。商品の使用価値を認識してもらわなければ、顧客の「購入したい」という気持ちを喚起するのは難しいでしょう。だからこそ、その後の契約や購買につなげるためにも、認知度を向上させる必要があります。

(2)価格競争に巻き込まれなくなる

市場に類似商品があふれると、どうしても価格競争に陥ってしまい、安い商品が選ばれがちです。しかし、商品の認知度が向上しているということは、「商品を買う理由」が顧客のなかに形成されているということです。そのため、自社商品の価格が多少高かったとしても、顧客から選んでもらえる可能性が高まるでしょう。認知度の向上に力を入れることで、他社との差別化も図りやすくなるため、長期的な商品の売り上げ獲得も期待できます。

(3)社員のエンゲージメントが向上するから

「○○で有名な会社」のように自社の認知度が高まっていると、社員としても「自分の仕事が社会から認められている」という実感を得やすくなります。当然ながら、日々の仕事におけるモチベーションも高まるはずです。また、友人や家族に自信を持って自分の職場を紹介でき、自己肯定感も高まります。このように社員のエンゲージメント(自社に対する愛着や信頼)が高まっていくことも、認知度向上のポジティブな影響と言えるでしょう。

(4)採用で優秀な人材を獲得しやすくなるから

近年は少子高齢化の影響を受けて、採用においては「売り手市場」の状況が続いています。なかなか人材を確保できず、人手不足に悩んでいる企業も少なくありません。その点、企業としての認知度を向上させることができれば、求職者から「信頼できそうな会社」「将来性のありそうな会社」という印象を抱かれやすくなります。その結果、求職者からの人気が高まってエントリーが増え、優秀な人材の獲得にもつながりやすくなるでしょう。

企業が認知度を向上させるための手法とは?

企業が認知度を向上させるためには、どのような施策があるのでしょうか。
ここでは、企業が認知度を向上させるための代表的な5つの手法について解説します。

(1)マス広告

認知度を向上させる主な手法として、TV-CMやラジオCM、新聞広告、雑誌広告のような「マス広告」があります。マス広告を活用すれば一度に多くの人へ情報を発信できるため、飛躍的に認知度が高まる可能性もあるでしょう。ただし、TV-CMは放送枠の時間帯・番組内容によって、視聴者の性別・年齢層が異なります。また、新聞広告も「一般紙(全国紙)」と「地方紙」では読者層が違い、影響力も変わってくるでしょう。そのため、マス広告においてはターゲットを見定め、届けたい相手にリーチできるメディアに予算を投じることが大切です。

(2)屋外広告(OOH)

OOHとは「Out Of Home」の略で、屋外にある広告全般のことを言います。例えば、駅の看板広告や街頭ビジョン、電車やバスの車両広告、デジタルサイネージが挙げられるでしょう。OOHはひとつの場所に掲載する広告だからこそ、特定の建物や駅を利用するターゲットに強い訴求力を持ちます。その地域と関連のある事業を展開している場合、潜在顧客の購買行動を促しやすいでしょう。また、街頭ビジョンのようなOOHは視覚的なインパクトがあるため、話題性のある広告を掲載すればSNSで拡散され、認知度が爆発的に高まることもあります。

(3)Webサイト

自社のWebサイトを開設することも、重要な認知度向上の手段です。現在は特にインターネット全盛の時代だからこそ、コーポレートサイトやサービスサイトが、潜在顧客との主要なタッチポイント(接点)になる可能性があります。Webサイトの情報を充実させることで、企業の価値や商品のメリットなどをターゲットに深く理解してもらいやすいでしょう。また、Webサイトを開設する際は、サイトへの集客方法も同時に検討することが大切です。検索ニーズに合った記事コンテンツやWeb広告を活用することで、訪問者の増加も期待できます。

(4)Web広告

認知度を向上させる手法のひとつとして、Web広告も有効です。例えば、検索エンジンの検索結果に表示される「リスティング広告」や、ポータルサイトやWebメディアの広告枠に表示される「ディスプレイ広告(バナー広告)」などがあります。特にリスティング広告は、ユーザーが特定のキーワードを検索した際に連動して表示されるため、商品ニーズの高いターゲットからの認知度を獲得できるでしょう。Web広告を活用すれば、ターゲットを自社のWebサイトやECサイトへスムーズに誘導できるため、その後の購買行動も促進しやすくなります。

(5)ソーシャルメディア

ソーシャルメディア(SNS)を活用して、認知度を向上させることもできます。ソーシャルメディアは「一対多数」の広告と異なり、「一対一」で消費者や顧客と向き合える“距離の近い”メディアです。そのため、企業の認知度を向上させると同時に、企業への親近感を醸成することもできるでしょう。魅力的な投稿をした場合には、多くのユーザーによって拡散され、飛躍的に認知度を高めることも可能です。また、「フォロー・リツイートをしたら○○をプレゼント」のように、ユーザーを巻き込んで販促キャンペーンを展開できるのも利点と言えます。

一方で、近年は不用意な発言で「炎上」するリスクもあるため、ガイドラインを設けたうえで活用を進めましょう。

企業が認知度を向上させるためのポイントとは?

企業が認知度を向上させる際、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。
ここでは、企業が認知度を向上させるためのポイントについて解説します。

(1)ターゲットを明確にする

認知度の向上を図る際は、ターゲットを明確にしておくことが大切です。というのも、「自社のことを万人に認知してもらう」ということは現実的に難しく、広告予算が膨大にかかってしまうリスクがあります。そのため、自社にとっての想定顧客からの認知度を、最優先で高めることが重要です。具体的には「商品を誰に使ってほしいのか」「どんな人がコアなファンになってくれるのか」を考えておくと、最適な広告手法も選びやすくなります。

(2)自社のブランド価値を明確にする

「○○で有名な会社」のように認知度を向上させるには、ターゲットに企業の強みや価値まで理解してもらう必要があります。そのためには、大前提として自社の社員が自分たちの会社のブランド価値を知っておく必要があるでしょう。だからこそ、「自社や自社の商品は社会にどのような価値を提供できるのか」といったブランド価値を事前に定義しておくことが大切です。そうすれば、広告で発信すべきメッセージも決まりやすくなります。

ブランド戦略の立て方について詳しく知りたい方は、「ブランド戦略はなぜ必要?ブランド戦略の立て方を“5つ”のステップで解説!」の記事も合わせてお読みください。

(3)さまざまなチャネルで接触回数を増やす

広告効果を示す言葉に、「スリーヒットセオリー」があります。これは、「広告は受け手に3回接触して初めて効果が生まれる」という意味の言葉です。というのも、世の中には膨大な情報があふれているため、広告を一度掲載しただけではターゲットに認知してもらえない可能性もあるからです。だからこそ、認知度の向上を狙うためには、Webからマス広告までさまざまなチャネルを活用して、ターゲットとの接触回数を増やすことが大切なのです。

まとめ

企業が認知度を向上させる手法としては、マス広告から屋外広告、Web上の施策まで多種多様です。そのため、自社のターゲットや商品のメリットを明確にしたうえで、それに合うような手法・メディアを選択することが重要と言えます。各手法を企画・運用する際には専門的なノウハウが必要なので、外部のパートナー企業に依頼することも有効な戦略でしょう。

当社では、創業から100年以上にわたって印刷ビジネスで培ってきたマーケティングのノウハウを生かし、企業の認知度向上を支援しています。ブランド戦略の考案から最適な施策の企画・運用まで一貫してご支援が可能です。認知度の向上を検討の際には、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。